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Board Game Analysis [Case of SUEZ’73 ] Part3

The Battle of Chinese Farm: October 15-19,1973

Analysis by military type

 前章ではSUEZ’73におけるバトルシステムの根幹とも言うべきCRTを深堀りし、「平均結果値早見表」なる珍妙な表作成に着手しました。今回は、前章を下敷きにゲームに登場する戦闘ユニットの深堀りを行いたいと考えています。まずは両軍の戦闘序列をPdfにて掲載しています。ご興味のある方は、小さくて少々見ずらいですので拡大やダウンロードをしてご覧ください。

 エジプト軍はイスラエル軍に対して優に2倍強ものユニット数と戦力を保持してシナイ半島の戦いに臨んでいることが分かります。とは申しましてもエジプト軍の全戦力が第一ターンからイスラエル軍部隊に襲い掛かるわけでもありません。もう少し詳細な戦力差比を較時系列ごとに追ってみることにします。キャンペーンシナリオにおける初期配置の戦力と以後の増援を各ターン毎に記載したグラフを作成しましたのでご覧ください。

 折れ線グラフ「赤」がエジプト軍戦力値の累積数推移、「緑」がイスラエル軍の戦力累積数推移です。

 なお、このグラフではゲーム内で発生する損害等の推定値などは含んでいないことはご了承下さい。

 いかがでしょうか。序盤・中盤・終盤共にエジプト軍が戦力差で圧倒していることが伺えます。

 特に5ターン以降の変化が顕著です。棒グラフ(ピンク)がエジプト軍の増援。黄色がイスラエル軍増援です。5ターンの「209」の増援が数値差を押し広げているのが判ります。ゲーム内で初期戦力値に関して明確な説明はなされていないように思いますが、私は初期戦力値=動員数と捉えて大きく外れてはいない、と考えています。

 

 ゲームはイスラエル軍の反転攻勢を描いています。ただ、同様のモチーフを描いたゲーム「Acoss Suez」(SPI)のようにスエズ運河東岸域の戦闘だけを扱ったゲームではありません。

 SUEZ’73の主題は渡河作戦後の西岸戦域にあり、戦略的にはスエズ運河を中心とした東西戦域のイスラエル軍プレイヤーのバランス感覚が強く問われる作品になっています。ゲームの勝敗を分ける”勝利ポイント”はそのほとんどにおいて西岸域での軍事活動でしか獲得出来ませんので勢いスエズ西岸に部隊を増派したくなるでしょう。ですが、西岸域にばかり眼を向けているとエジプト軍第21装甲師団・第16歩兵師団の戦力が東岸域においてその存在を強く主張して来ます。基本的にエジプト軍が初期戦力値(動員数)において優位であり、質で戦いを挑むイスラエル軍は東西どちらに兵力を偏らせてもイスラエル軍は勝利を手に入れることは厳しくなります。

 もちろんSUEZ’73においても ”スエズ運河渡河作戦” というイベントは無視の出来ない事象であり、最序盤におけるゲームの山場でもあります。渡河作戦における細やかで興味深い演出は非常に緊張感のある知的なプレーを要求されそれがまたプレイヤーの知的好奇心を煽ることは間違いありません。

  それでは、全てのユニットの特徴を網羅することは叶いませんが、主要な部隊を比較検討してみたいと思います。

Armored forces

Egyptian [T-55] / Israeli [M-48] [Centurion]

 戦車や兵員輸送車両について小生は詳しくはありませんので、あくまでゲームにおける数値のみを比較対象とする点をご了承下さい。エジプト軍は他に6種類の戦車部隊(T-62やT-34など)が存在するのですが、ここでは最多数を誇る主力という意味でT-55を取り上げています。

 エジプト軍装甲部隊の中核を支えるのはソビエト製中型戦車[T-55]。一個歩兵旅団には3個歩兵大隊に1個[T-55]戦車大隊の編成で、また装甲旅団には3個[T-55]戦車大隊に1個機械化歩兵大隊の編成でゲームに組み込まれています。下記の戦闘序列はT-55部隊のみを抽出しており、T-55はゲームを通して全26個大隊(初期配置では第一ターンに15個大隊)が登場。 対するイスラエル軍の主力戦車であるM-48は全15個大隊(第一ターン登場は9個大隊)、センチュリオンに至っては9個大隊(第一ターン登場は3個大隊)の陣容です。先にも取り上げましたが他に6個大隊(初期配置では第一ターンに2個大隊)の装甲大隊がエジプト軍には参加しています。中隊規模のユニットもゲームには含まれますが処理が煩雑になりすぎる為、今回は大隊規模ユニットのみ扱うことと致します。この点もご了承下さい。

まずは戦力データの基準点をこのT-55に据え、各兵種の比較検討を行うことといたします。

 

 東側陣営におけるベストセラー戦車であるT-55の基準性能は西側諸国のM-48やセンチュリオンよりもやや低く見積もられています。それでもなおイスラエル軍への脅威足り得るのはエジプト軍の主力戦車「T-55」をバックアップする機械化歩兵・コマンド部隊・パラシュート部隊などの圧倒的な兵数の優位性とイスラエル軍も一目置くと言われる砲兵部隊群の存在が大きいでしょう。

 さらにAFVという兵種の優位性も挙げられます。射撃に対するルール(Rule11.B)規制により3へクス以上離れたAFVには砲兵による”弾幕射撃”以外には攻撃の方法が無く、しかも敵歩兵に対しては”通常射撃射程”の数値が許す限り遠距離の射撃が可能(基本的に5~6へクス先まで攻撃可能)という非常に強い優位性がAFVユニットに加味されています。対する歩兵部隊はチャート指標「対戦車力(1H)」に「1」以上の数値が無いユニットはAFVに対して接敵しても反撃すら不可能なのです。

 ウォーゲームの構成として良く用いられるのが”量 VS 質”の対立構造です。SUEZ’73も同様の対立構造をそのシステムに採用しており、量のエジプト軍と質のイスラエル軍として第四次中東戦争におけるシナイ半島の争いを描き出そうとしています。“量”とはエジプト軍の強みである「動員数」と言い換えることができます。圧倒的な動員数を誇るエジプト軍の勝ち筋は、単純化すれば「自軍戦力と敵戦力の相殺を目論む」戦略を立てる、に尽きるのではないでしょうか。 その引き算の戦略で結果的に数値に正数を残すことが”勝利”と呼ばれる結果をエジプト軍に呼び込むことになるのでしょう。

 では、”量”に対抗するイスラエル軍の”質”とは何を指すのでしょうか? 攻撃に関する”質”として「戦闘練度」・「防御力」・「通常射撃射程」の三種の指数を今回は取り上げていきたい、と考えています。「通常射撃射程」は後章にて考察の遡上に乗せますので今回は割愛して「戦闘練度」・「防御力」を中心に話をしたいと思います。

 前章では付録として機械化歩兵の戦闘比較を視覚化し、戦闘練度・防御力において値「1」の差が結果値「±0.5」の差異を生じさせる点に言及しました.。今回は、両軍の主力戦車部隊の数値を使い両軍の”質”の差を考察したいと思います。なお、次章の参考資料として戦闘結果表(CRT)と平均結果早見表。使用する単語の説明も一緒に乗せておきます。

Combat Result Table

平均結果値早見表

 平均結果値早見表の解説に使用する用語説明を載せておきます。

「火力値」(横軸):攻撃時の合計火力(Firing Value*黒塗りに緑字)。

「決定値」(縦軸):基低値Dice Numberの合計値。(Die Roll*黒塗りに黄色字)

     *基底値「敵味方双方の地形・練度等の修正値を加減させ導き出した値」 / *Dice Number「プレイに使用する1D6から振り出された値」

「結果値」(表内数値):表内のセル(カラーリングされた数値。)

     *結果値「被攻撃ユニットのダメージ数を表す。敵戦力-結果値=戦闘後の敵戦力

Infamy for the M-48 is Magach「焼死体運搬車」

 イスラエル国防軍(IDE)ではM-48をマガフ「Magach」との通称で呼んでいたとのこと。一説には「Movil Gviyot Charukhot(ヘブライ語で「焼死体運搬車」)」の略だとする俗説がIDEで囁かれているとか…砲塔駆動系に引火しやすい欠点が有った為に延焼する車両が多かったことが由来のようです。

 ともあれ、SUEZ’73ではT-55より指数としては優秀な数値を幾つか備えてデザインされています。もっともユニットは大隊や中隊規模でありM-48単体の能力に帰する指数ばかりではなく、戦術ドクトリンなども考慮され、デザインされたものである、と考えるべきかもしれません。

 まずはユニットの性能差に目を向けたいと思いますが、本解説に入る前に幾つかの事柄について事前にお断りをしておく事があります。まず、先程も紹介しましたが前考察にて作成した平均結果値早見表を用いての解説となる事がまず一つ目。二つ目は地形影響「地形差・高度差」は今章では考慮対象外と致します、理由はユニットの性能差のみを比較対象にしたいが故であります。三つ目も二つ目の理由と同様に初期戦力値(CRT横軸に対応)の数値考を慮外とすることです。相対的に初期戦力値(横軸)を利用して解説は致しますが、個々のユニットにおける初期戦力値は指数対象外とし、あくまでも性能差に焦点を中てた解説と致します。上記三件をご了承下さい。

 ゲームに登場するM-48部隊の標準装備は全部隊ほぼ同等と考えて良い、と思います。M-48ユニットで指数に変動があるものは、動員数を数値化したと思われる「初期戦力」、それから指揮官もしくは兵の経験値や教育度を数値化した「戦闘練度」と称される数値です。それ以外は全てが同じ指数を持っています。T-55との比較において、戦闘練度は「7~9」とこちらは三種にわかれておりT-55の戦闘練度「6」より高い値を示していますし、防御力「6」もT-55の防御力「4」(こちらも全てのT-55が同数の防御力)より高い設定です。

 まずは、お互いに同程度の火力で射撃を繰り広げた、と仮定した場合に性能差にどの程度開きがあるのかをみてみようと思います。

 それでは,基底値の算出方法をご覧下さい。と言いましてもCRT参照の結果抽出の算定方法から「1D6」によるダイスナンバーを加算していない状態を指しているに過ぎません。あくまで「1D6」という偶然性を排除し計算を停止させた状態が「基底値」であるとご認識下さい。

[ Troop Quality ] The Israeli Army

 M-48(練度8)は標準的な練度を持つ予備役兵の動員された部隊を指すとのこと。ゲームでは、単純にM-48の練度が「8」に変わっただけですが、T-55の基低値は「8」、M-48の基低値は「2」、その数値差は「6」まで広がっています。平均結果値の差は「3」。M-48(練度7)でもかなり有利に射撃戦を制していたように思えますが、練度が「1」違うだけで同等の火力(Firing Value)ではT-55は到底M-48の敵ではありません。

 図B’のT-55に付け加えたピンク色の矢印はFiring Value「35以上」の列まで押し上げたものを表しています。この列数にまで火力を上げないと同等の損害をM-48(練度8)には与えられない・・・これほどまでにデザイナーはイスラエル軍とエジプト軍の兵の質を別次元に捉えている、と言って良いと思います。「6」列数のずれ、これは平均結果値差「3」を基低値「1」の差「±0.5」で割った数と同数です。

M-48(練度9)図 C

M-48(練度9)図 C

 戦闘練度「9」は、イスラエル軍の精鋭部隊または優秀な指揮官を有する部隊にしか付与されない数値であり、ゲーム内最高の戦闘練度値でもあります。T-55との能力差においてM-48(練度9)は攻撃時に基底値「1」をマークします(上図C、緑色枠)。Firing Value(横軸)「5」 の最低火力攻撃との想定で、T-55に平均結果値「2.00」。これは非常に高い数値だと思います。 

 対して、T-55の射撃は基底値「9」、その差は「8」にまで及びます。同様にFiring Value(横軸)「5」 の火力想定で攻撃をしても平均結果値は「M」(M=射撃失敗)。T-55がM-48と互角に戦うには、地形等により基底値を「8」ポイント下げる、または火力の増強によりFiring Value(横軸)を「50」台に乗せる為、「8」列右へシフトさせる必要があります。もっともイスラエル軍は動員数が少ないので損害の吸収力において大きくエジプト軍を下回っています。居る為、ここまで火力差のある部隊にM-48が火力「5」で攻撃を仕掛ける行為そのものが指揮官の判断ミスとの誹りをうけることでしょう。さらに残念な話をするならばM-48(練度9)の部隊は1個中隊のみで大隊規模は存在しません。エリート兵は少ないのです。

[Centurion] / Leader of a Hundred Soldiers

 英国で開発され、複数の西側諸国へ輸出された戦車「センチュリオン」は当然のように”中東の火薬庫”と揶揄されたアラブ連合とイスラエルの争いにもその姿を登場させることになります。イスラエルに輸出された当時最新鋭の戦車「センチュリオン」はゲーム上では防御力を除いてM-48と基本的なスペックは同等に扱われています。防御力には「7」と一段階高い数値があてられており、この数値は両軍を通しAFVユニット最強の防御値を誇るものです。戦場ではM-48の被損率がセンチュリオンよりも高かった為、との事実に基づいての設定のようです。Wikiによると対戦車ミサイルによる被害が少なかった為との理由が挙げられていました。ちなみに、エジプト軍AFVユニットの最大防御力は「5」と2ポイントもの差が付けられています。

 登場ユニット数は9ユニット、全てが大隊規模であり、練度は「7」と「8」の二種。エリート部隊への装備支給は無かったものと解釈が可能だと思います。興味深いのはこのセンチュリオン9個大隊は第二ターンまでに全ユニットが戦場に投入される点です。少々語弊が生じる物言いかもしれませんが、「ゲーム内最強AFVが序盤に全ユニット投入される」・・・この点を深読みすれば、運用次第では、ゲーム展開においてイスラエル軍の戦術的優位に強く働くものとも言えるでしょう。

 初期配置では1個装甲旅団がマップ北東部に展開させられています。やはり防御力を買われていた為か初期配置に登場する第162装甲師団所属 第217装甲旅団(3個装甲大隊+1個機械化歩兵大隊)は、その1個旅団のみで広大なマップ上の北東部戦線に展開させられています。

Centurion(練度7)右図 A & A’

 M-48と違う点はやはり防御力に尽きます。

 対「T-55」との射撃戦においてセンチュリオン(練度7)の基底値は射撃時は「3」、防御時「8」となり射撃時/防御時の基底値差は「5」、結果値差にして「2.5」。

 M-48(練度7)の射撃時は基底値「3」、防御時基底値「7」、射撃/防御時の基底値差は「4」、結果値差「2」。

 T-55射撃時の基底値は「8」。これは先述しましたM-48(練度8)と同等の基底値です。しかしながら、Centurionの射撃時の基底値は「3」となっていてM-48(練度7)と同等となっています。

 防御値が「1」違うのですから防御側の基底値にのみ「1」差が生じるのは当たり前の話です。この差をあえて訴えているのはこの射撃に伴う数値算定システムの優秀さを強く訴えたい為でもあります。

 SUEZ’73をプレイされたゲーマーには言わずもがなな説明かもしれませんが、あえてこのブログを読んで頂いている皆様に伝えたい点は、彼我の防御力「1」の差は射撃/防御時の基底値差の値にはに同様に差「1」の変動しか与えないのに対して戦闘練度値「1」の差は射撃/防御時の基底値差の値には「2」の数値差を生じさせている点です。これはゲームシステムにおいて戦闘練度がいかに戦闘に影響を与え得る数値かを物語っています。

 先述しているM-48解析に現れる基底値差がこの解析を補強してくれるのではないでしょうか。戦闘練度「7」~「9」と数値が上がるにつれ基底値差が「2」ずつ開いていきます。少々俗っぽい理解かもしれませんが、SUEZ’73というゲームを楽しむ為にこのようなシステムの”癖”を理解しておくのも以外と大事なのかもしれません。

Centurion(練度8)右図 B & B’

 センチュリオン(練度8)の基底値は射撃時は「2」、防御時「9」となり射撃時/防御時の基底値差は「7」、結果値差にして「3.5」となります。 

 ゲーム上での手続きだけを考慮すれば煩雑とも言える射撃システムではありますが、GDWによるこの射撃結果判定システムは、非常に上手く機能しているとても美しいシステムである、と私には思えます。トライアル & エラーを繰り返し、見事なルールとシステムに昇華させたGDWのデザイナーの皆様には、このゲームをプレイ出来る一人のプレイヤーとして畏敬と感謝の念がただあるばかりです。

 すでにお気づきの方もおられると思いますが、M-48とCenturionは、対T-55射撃戦において、お互いの段階的戦力差は補完状態にある、と言えるものです。

 イスラエル軍最強の戦車部隊は戦闘練度「9」のエリート兵が操るM-48であることが分かります。ただし、先述しましたがM-48(練度9)の部隊は中隊が一個あるのみで、戦車部隊として単独行動を許せるほどの部隊規模ではありません。ただ、T-55が同等の破壊力を必要とする射撃を行うにはFiring Value(横軸)に8列のシフトチェンジを必要とするほどの能力差が生じている事もまた事実です。その点を差し引いたとしても、性能の差と練度差を知ることにより、局地戦において様々なパターンの射撃をさらに効率良く行う事が可能となることに変わりな無いとも言えるのです。

 上記の解説は寡兵であるイスラエル軍において知っておいて損ではないシステムの”癖”だと私は考えます。

 さらに言えば、Centurion(練度8)やM-48(練度8)を練度9に押し上げることもルール上可能(参照 Rule9.D.4.A / Rule23.C)ですし、戦術的でしかもテクニカルなルールの利用による練度の上昇方法をゲームデザイナーは暗に誘っているようにも感じます。

 もう一点付け加えるならば、練度9の部隊はゲーム上にM-48(練度9)も含め9ユニット(戦車以外の兵種が主です)しか存在しません。エリート兵はどこの国の軍隊でも簡単に補充のきくものではありません(Rule22.A.2)。兵は大事に使う…特に良い兵はイスラエル軍においてゲームチェンジャーになりえる可能性があります。

 今回でレーダーチャートによるユニット解析を終了させる予定でしたが、両軍戦車比較に紙幅を想定より割いてしまうことになりました。今回の解析はここまでとし、次章では引き続きレーダーチャートによるユニット解析を行う事に致します。

 付録の章とまで呼べるものではありませんが下記に他の戦車に関するチャートを残してゆきます。

 両軍ともに数は少ない数ですが、ゲームに登場する戦車部隊であり、皆様の趣味の一助になれば幸いです。

 最後までお付き合い下さり、誠に有難う御座いました。

Board Game Analysis [Case of SUEZ’73 ] Part4の投稿は9月初旬を予定しています。

Other tanks of the Arab coalition

 

Other Israeli tanks

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