2022年9月

「月と花」プレイログ -喪われた手紙-

麗しく野に咲く花の君へ、

 こんな形で手紙を書くなど、考えたこともなかった。この手紙が無事、貴君の元へ届いていると良いのだが。

 さて、私とあなたとの出会いは、少々奇妙だったと言わざるを得ないだろう。覚えているだろうか? 

 私は忘れられそうもない。私にとってあれは、明らかな醜態だったからだ。
 貴君の軍と共に戦ったカルバニアでの共同戦線。お互い、華々しい戦いぶりだったな。
 貴君は、戦での私の武勇を讃えんと、私が休んでいる控えの間を訪ねてくれた。
 それなのに私は……。