2022年11月

【ドイツ軍プレイヤーから見るバルジ大作戦】作戦級ゲームのミニマムな補給戦略 .2 

では早速……と行きたい処ですが、本題の前に皆さんは「ランチェスターの法則」はご存知でしょうか。この趣味に携わる皆さまの大方はご承知されている概念だとは思いますが、少々説明から入らせて頂こうと思います。

「ランチェスターの法則」とは簡単に纏めると、

「近代戦(第一次世界大戦以降)の戦闘では、集団戦力(兵数・兵器数等)が優勢であればあるほど、損害も反比例するように少なくなり、勝ち易い。」*ウィキペディア参照

と言いう法則で、この研究成果は当然の事ながらシミュレーション・ウォーゲームの根幹に強く影響を与えています。

【ドイツ軍プレイヤーから見るバルジ大作戦】作戦級ゲームのミニマムな兵站戦略

今回取り上げるゲームは邦人ウォーゲーマーなら知らぬ者はいないであろうレックカンパニー謹製“バルジ大作戦”で御座います。

  約40年前に制作されたクラシックゲームではありますが、今もなお人気が有りゲーム研究会などで良くプレイされている様子がツイッター等で散見されます。

東洋史最古のウォーゲーム

中国の思想家に墨子という人物がいるのはご存知でしょうか。

 著名な人物です。知っている、当たり前だ。一般常識だ。と皆様に三佐がお叱りを受けることでしょうね。

 質素倹約を旨とする人物で有名な墨子。ですが、「彼が軍事専門家だった」と私が言えば、皆さんは“はて?”と首をひねるに違いありません。もしくは一笑に付されるか。

ケダモノオペラ「ブドウの血の聖女」

◆イントロ
 むかしむかし
 “闇の森”のケダモノの縄張りに、テレーズという若い修道女が迷いこみました。
 彼女の故郷は貴腐熱なる疫病によって危機に瀕していました。
 人々を癒すという聖杯を探しに、ここへとやってきたのです。
 しかし“闇の森”は、人の身にはあまりに過酷。テレーズはケダモノに助けを求めます。
 ケダモノはテレーズと共に、聖杯探索の旅に出ました。

ケダモノオペラ『少年と絵』

◆イントロ
 むかしむかし、機械が空を飛び始め、剣と魔法が昔語りになった頃……。
 ケダモノが住処のある“闇の森”から散策にでたときのこと。
 廃墟となった聖堂で、ケダモノは少年パウロと出会いました。
 絵描きに憧れるパウロは、この聖堂の名高い天井画、リュミエールの『天空の世界』を見に来たのです。
 しかし、天井は先日の空襲で焼け落ちてしまっていました。少年は意気消沈。
 けれどケダモノには失われたものの在り処に心あたりがありました。
 人喰いのケダモノが、いったいどういう風の吹き回しなのでしょう?
 ケダモノはパウロをそこまで連れて行くことにしたのです。